日々作っているお菓子や教室の様子などを綴っていきます。
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着物ログ

新年という訳で、最近着た着物組み合わせを備忘録代わりにあげてみます。

グレーの小紋。小さな飛び模様は葉っぱとも恐竜の足跡とも見えます?ところどころボタン色。
80歳でも着られるって楽しみ〜?
私にしては珍しく柔らかい着物です。
帯揚げは雪ダルマがいっぱい。

これはクリスマス12/25のカフェコンサートで。
クリスマスを意識してえんじ色の大島に小物類を緑でまとめてクリスマスカラーに。

着物は40年くらいまえの、地が真っ赤だったものを茶色く染めたもの。

いい具合のえんじになりました。


草履の鼻緒は着れなくなった(私が大きくなったともいう)バーバリーのパンツを鼻緒に作り変えてもらって、古い草履にすげ替えました。

黒い結城にオフホワイトの織りの帯。
帯留めは亡き義母の古いコートに着いていたボタンです。
帯留め金具をボンドで貼って完成(笑)
帯揚げは着付けの先生に頂いたもの。色がたくさん入っているので、出し方によって万能に使えそうです。

半襟は古いエルメスのスカーフを仕立ててもらいました。
ローズカラーといって、ファスナーで半襟ごと変えられる超便利なものです。

夏の京都で。
着物は義母のお茶のお稽古着だったもの。
洗いをかけたら甦りました!
帯揚げも帯留めも義母の残してくれたもの。
帯は芭蕉布とはいきませんが、それっぽいものを。


半世紀近く前の一枚が甦るのが、着物の面白さ。
セオリーを守って、ちょっとだけ外して着る楽しみは歳をとったればこそですね。
夏の着物
先週土曜日、今夏初めての紗の着物に袖を通しました。義母の、おそらくお茶のお稽古用だった着物。箪笥から出した時は薄黒くシミもあったのが、まるよさんのお陰で、見違えるように綺麗になりました。

私は背があるので、あまり柄がある着物は似合わないと思っていたのですが、この着物はどんな帯ものるとても重宝な一枚になりました。
義母の着物の審美眼には、亡くなった後ながらいつも感心させられます。
これに合わせた夏物の帯、わたくし秘かにカルピスの帯とよんでおります(笑)これもやはり、まるよで。
地味な紗の着物が、若い人達のコンサートにふさわしいポップな感じになりました。


絽の小紋、おそらく4、50年前の一枚。洗って染み抜きしてもらい、着たいという娘の寸法に直してもらいました。帯締めは新しくまるよさんでいただいた一本。
全部古いものだと若い子にはちょっと。小物を今のものにすると、俄然着物も引き立ちますね。
こういうマジックが着物の醍醐味。


麻の着物。立涌という柄でしょうか。これも義母の古い古い着物、娘に譲ろうと思ったのですが、赤くて嫌と。
若い頃はかえって嫌かもしれません。
なので私が着ることに。赤いと言っても分量が少ないので、帯や小物を工夫すればOK。
いずれは娘に譲ることになるでしょう。こうやって昔の着物を生き返らせることができるのは、何者にも変え難い喜び。そのお手伝いをしてくださるまるよさんには感謝感謝です。

まるよ
鯖江市本町2丁目
0778-51-0236
定休日 木曜日

もし手持ちの着物で悩まれていたら絶対オススメの着物やさんです。
着物周りのお話
陽気につられて、お出かけにちょくちょく着物を着るこの頃。今日はとうとう単衣を着ました。

しゃりっとした単衣は気持ちがいい。織りの白い帯に義母の古いブローチに帯留め金具を自分でつけた帯留め。袖にちらりと見えるのは、独身の時のお宝、シャネルのスカーフをうそつきの袖にしてもらったもの。こんな風になっています。

生地が足りないので見える部分だけ。こんなにアイデアはまるよさんの女将と話しながら。これが楽しいこと!

若い時に着付けを習って何十年ぶりかで、また着るようになった数年前。周りの着物好きの方に教えられ、刺激を受けて楽しんでいます。

Tさんもそんなお一人でした。ギャラリーのオーナーで、確かな審美眼を持ってらして。

これはTさんから、白と黒とどっちがいい?と頂いた帯留め。お揃いで持たせて頂きました。着物好きなら行かなきゃ、と冬のある日金沢まで池田重子さんの展覧会をご一緒したことがありました。
着物も帯も地味にまとめて、ちらりと見えた袖に柄がなんと!男女のちょっとセクシーな姿がデザインされたもの。
展覧会横の着物売り場を見ている時、いかにもベテランの男性販売員が近づいてきて「奥様、洒落たお姿ですね」それは袂からちらりと見えた袖を褒めたのでした。ちょっと得意そうなTさんの顔が忘れられません。
あの時の彼女の年齢に近づいた私ですが、あそこまで粋に洒落た域には到底達していません。
独特の美意識を持っていたTさんなればこそ。
数年前、突然の病でTさんは亡くなりました。遺品を整理して分けるという話を頂き、金沢にご一緒した時に着ていらした冬のコートを私がいただくことになりました。
裏地にも凝ってデザインも私が考えたのよ、と自慢していらした一着。少し傷んだ絹の裏地をまるよさんと相談してリフォームしてもらい、寒い日に着ています。

着物周りのあれこれは、所縁やストーリーがあります。それを面倒だと思うとそれまでですが、ご縁を楽しむと考えれば、こんな楽しい知的遊びはないなあと思うのです。
今日の着物
ちょっとお出かけに、今日も着物を着ました。


着物は義母の大島を直したもの。今の季節、シャリっとした大島は着ていても気持ちがいい。遠目には無地ですが、梅が織り出してあります。

ねじり梅。今日は開花亭souanの料理教室で、このねじり梅を人参で作ったのでした。
これは料理長の見本。いつもザクザクと切っている身には、難しかった^^;
ちなみに全日本和食コンテストで、銀賞をとった料理長の春の松花堂弁当はこれ。

和食も着物も、世界に誇れる文化です。


さて、帯はまるよさんでいただいたブルーのチェック。よくみると前帯の部分が白地が強い方と、ブルー地が強い方があります。今日はブルーの方を出しました。

帯留めは義母のイタリア土産のベネチアングラスのブローチを改造して。


帯揚げは反対色を持ってくるか悩んだのですが、素直に同系色でなじませました。

←こっちを採用

足元は
これも義母の古い草履の鼻緒をすげ替えた一足。鼻緒にバーバリーのパンツから作ってもらった物をすげて、履きやすくお気に入りの一足です。

今日はお下がりがほとんどでしたが、こういう物を身につけていた方がなんだかホッとするのは、私も年をとった証拠ですね。
着物でお出かけ
昨日今日と、お天気が悪かったけど着物でお出かけしました。このところ、出かけると必ず雨。私、晴れ女のつもりでおりましたが‥‥(笑)

汚れが目立たないように黒の紬で。
昨日はこれに黒の塩瀬桜柄帯を合わせました。
帯揚げは明るいピンク、ぼかしの帯締めは義母の古い物です。
黒の薄地の羽織を重ねました。

今日は昨日の紬に帯は岡重の塩瀬の明るい帯で。雪がちらつくお天気だったので、少しでも温かみを感じさせるように。

本当に寒い日でしたが、コートはちょっと重い。こういう時に羽織はとても便利です。
今日は遠目に無地に見える茶色の長羽織で。帯揚げは昨日と同じ、帯締めは帯から一色とってコバルトブルー、これも義母の遺してくれた物です。

草履は
昨日は右下を。誠市で1000円でゲット!(笑)雨の日も惜しみなく履けます。
今日は左下、まるよさんで頂いた草履。とても履きやすくじゃんじゃん歩けます。横の鼻緒は古いバーバリーのパンツがサイズが小さくなり(私が大きくなった(≧∇≦))、潰して鼻緒にしたもの。これもまるよさんで。
上の赤い草履、嫁入り道具に入っていました。鼻緒が細くて痛いので、鼻緒だけすげ替えてもらったもの。これもまるよさんで替えてもらったんですよ。

着物は贅沢でも面倒でもないと私は思います。
50年前の物でも、組み合わせ方で違和感なく使えます。確かにジャブジャブ洗えないとかお手入れに気を使うのはありますが。近頃は簡単に変えられる襟や洗濯可能な襦袢など、便利な品も出てきました。

今からが着物でお出かけに良い季節。特別な事が無くても、ちょっとそこまでにサッと着物でお出かけしてみましょう(^_^)
着物 小物合わせ
明日は夜、着物で出かける予定があります

教室の生徒さんでもある歌手の江川真理子さんのコンサートが、福井市の離世という料亭であります

とても楽しみ*\(^o^)/*
彼女のステージは、歌もトークも心を揺さぶるものがあります

さて、着物はどうしよう?

悩むのが楽しいのですが(^O^)

桜は終わったので、襦袢を桜にして名残の気分を出して


着物は

義母の着物を直したものを、久々に出してみました

春の夜だし、帯は明るめで行こうかな


岡重さんの更紗柄

更紗柄が重なるけど、そこは遊びで許してもらって

これにどんな小物を合わせるか(~_~;)
悩むのが楽しいの(笑)


困った時のベージュの帯揚げに三分紐は白

珊瑚の帯留めがゴージャス



帯留めを変えると一気にトーンが落ちます

これはベネチアングラスのブローチを改造したもの

無理やりブローチ金具を取って市販の帯留め金具を接着剤で貼りました




帯揚げをちょっと遊ぶとまた違う雰囲気に

三分紐もワントーン落としてみたら、ちょっとしまった感じ

この帯留めも義母のブローチを改造


改造ばっかりですね(笑)

今はあまり、ブローチというアイテムは私たち使いませんよね

こうすれば捨てようと思った物が生き返ります




着物を着るのがなんで楽しいかっていうと

こういう知恵をひねり出すところだと私は思って着ています

古い物と新しい物を取り合わせて
いかに季節や場にあった格好ができるかに命をかけて(笑)


例えばこの帯留め

元は古いコートのボタンでした

ビーズ使いがとても素敵だったので改造

これは片っぽだけになったイヤリングに金具を貼って



いろいろ出してたら、また悩みはじめちゃいました(^◇^;)

もしかして帯をチェンジするかも

あ〜悩ましいけど
楽しい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
春の帯
昨日は寒い日でしたね

暖かい日が続いたので、体がびっくりしてました(°_°)

こんな日は着物(^O^)

幾重にも絹ものを重ねて、間に空気層ができるので暖かいのです



昨日は春のイベント初めのように、あちこちで各種イベントが開かれました

つり雛展


まるよさん女将祥子さんの帯は



何と釣り雛柄☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



季節や催し物にピッタリの帯


とても素敵です

これは彼女以外、誰が締めるの?という帯ですね

そして昨日は河和田のカフェ与十郎さんの開店8周年のイベントで、コンサートがありました




笛乙女さんのフルートのコンサートでした(^◇^)


私は着物を着てお手伝いさせていただきました

帯は


桜の帯は、桜の咲く少し前にしか締められません

季節の先取り

桜満開の時はもう野暮、らしい(・_・;


つり雛柄も、桜柄も

塩瀬の帯

織の着物に締めるといいですね

私の着物は、義父の大島を直したものです


遠目には無地ですが

黒地に緑の亀甲が入っています

帯揚げは義母の物

いろんな時代の、いろんなアイテムを知恵をひねって取り合わせて

春の姉妹の後ろ姿はいかが?




柔らかい着物
ひな祭りの今日、お誘いいただいて本格的なお茶事に行って参りました

お茶は昔むかーし、ちょっとだけ習ったことがありますが、ほぼド素人(笑)

図々しくそれを承知でお招きいただいたんだからと、開き直って(^◇^;)

流石に何も知らないからと言って、写真を撮らせてとは、いくら図々しい私でも言えなくて(._.)

お茶事の写真はございません

今日は三月の茶事で

炉に自在鉤をつけて御釜でご飯を炊くという珍しいお茶事でした

そして、そのご飯を頂いたあと改めてお釜を洗いお茶をいただく

とても興味深く、参加させていただきました(^∇^)

設え、お食事、掛け軸、お道具
すべてが三月三日をそれとなく意識したもの

ご亭主やお正客のやり取り、何もかもが勉強になりました

日本の文化は本当に奥深い

改めてそんなことを実感し、感銘を受けた日でした



そして久しぶりの柔らかい着物

これはほぼ無地に見える霰模様の江戸小紋です

義母の遺してくれたもののうちの一着

寸法が出せたので、私サイズに直して

帯も義母の、おそらく普段着だった着物をリメイク

寸法が出なかったので、付け帯とバッグにしたて直してもらいました

もちろん、こういう無理を言える呉服屋さんはまるよさん

http://www.kimono-maruyo.com/home/images/shop.jpg


着物も帯も古い物なので、小物は新しいものを合わせて

まるよさんに薦められていただいた、「困った時の」(笑)ベージュの帯揚げ、帯締め



こうして古い物と新しいものを組み合わせて、この知恵を働かせるのがとても楽しい遊びです

普段は紬を着ることが多いのですが、柔らかい着物は気持ちも柔らかくしてくれますね(*^^*)

春のお出かけはぜひまた、柔らかい着物をきてみよう・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*
単の季節
10月に入り、急に秋が来たみたい

衣替えで、着物もそろそろ合わせ

単の季節はほんの少ししかないけれど軽く着やすく、単好きです

この着物は珍しく(笑)自分で誂えた単のお召し



ストライプの色が微妙で、のせる帯によって色合いが変化するのが面白い

この日合わせたのは、義母の帯

おそらく40年以上前の品だと思います

譲り受けた時に既に付け帯になっていました


きっと日常的に着物を来ていた頃の一本なのでしょう

タンスにぎっしりの小物



帯締め一本、帯揚げ一枚で着物の雰囲気がガラッと変わる
着物を着る楽しみの一つですね(*^o^*)

古い帯締めは色もレトロで独特

自分ではこんなに揃えられないから、捨てないでとっておいた義母に感謝です

モダンでオーソドックスな物を幾つか自分で購入して、組み合わせに悩むくらいの引き出しになって来ました

着物のいいところは、大事にすれば何代も着られるということ



私が着るようになったら娘も着始めました♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

上の帯右手は、私の若い頃の着物を帯に仕立て替えた一本
これを娘に譲りました

左の紅いつづれ織も私のものでしたが、流石に派手になりこれも娘に

時々私の着物を、これいいね、とさらっていく娘(°_°)

でも、それも嬉しい母です

きっと義母も、おやおや私の着物が‥なんて思っているかしら?

タンスの肥やしよりいいですよね?

お義母さん(*^o^*)

与十郎さんに着物でお出かけ
朝方、滝のように降った雨も上がり、午後から河和田の与十郎さんに出かけてきました

武生国際音楽祭のアウトリーチコンサートです



新進気鋭のヴァイオリニスト
岡崎慶輔さん

福井が誇るピアニスト
大宅さおりさん

卓越した音楽性と確実なテクニック
現代楽曲も交えながら、1時間の素晴らしいコンサートでした


(右岡崎さん、左大宅さん、真ん中はマダムえい子さん)

終了後はマダム手作りの、お庭のイチジクを焼き込んだケーキとお茶

友人や教室の生徒さんもたくさんいらしていて、勝手にお茶会しちゃいました(^◇^)

心もお腹も癒されたひと時でした




さて今日は着物でした



実は上からしたまで亡くなった義母の形見です

着物はぼんやりと汚れていたのを、まるよさんで洗い張り仕立てかえ

身長差15cmを上手に仕立てしてもらい、どんな帯ものる使える一枚となりました

帯もカビや汚れがひどかったのをまる染め替え

派手なオレンジの模様もしっとりとした色に変わり、年齢相応の帯に\(^o^)/
実はこれはつけ帯(^_-)
胴をぐるりと巻いてお太鼓をしょったらOK

暑い時、時間のない時にとても楽に着られます


パナマの草履は伊と忠
物がいいので、鼻緒だけすげ替えてもらいました


バッグもお下がり
でも、全然古臭くないでしょう?

帯揚げも帯締めもお下がり

色合わせに悩むのも着物の楽しみ♪───O(≧∇≦)O────♪


お茶をしていて、着物のセンスがとても良かった義母

おかげで、着物を着ようと思うことができました

形見に袖を通す度に、有難いと思い出します

そして、私の着物ライフに欠かせないのが
まるよさん

http://www.kimono-maruyo.com/home

嫁入りの着物を羽織にしたり、バーバリーのズボンから鼻緒を作ってもらったりと、変なことばかり思いつく私(´・_・`)
お陰様で着物を着る楽しみを知りました

皆さんもぜひ着物を着ましょう!
まるよさん、ご紹介しますよ(^O^☆♪